(C)Two-Way/理科/理科室経営             作成:小森栄治(TOSS中学)     TOSSLAND

観音開きのパネル

埼玉県の科学教育振興展覧会(通称,科学展)では,観音開きのパネルを使うことが多い.しかもベニヤ板で作った木製のパネルが多い.ベニヤ板3枚分の大きさで運ぶにも苦労する.そこで,15年ほど前から,ベニヤ板1枚を横置きにした状態で観音開きのミニパネルを製作して使っていた.それを,7年前からプラスチック段ボール製に変え,軽量化を図ったものである.
軽くて持ち運びが簡単なので,近隣の地区でも採用されつつある.展覧会が終わってからも,廊下などに展示し安いという利点もある.

90cm×90cm,厚さ4mmのプラスチック段ボール2枚で,1セット作れる.1枚270円で売っているお店もある.まず,1枚だけを半分にカットする.これが両脇の扉部分になる.


中央部分になる板(90cm×90cm)に,扉部分を重ね,外側からカラー布テープで巻くようにしてつける.
(実際は,パネルと同系色のテープを使うが,ここでは見やすいように黄色を使用)


それを開くと,厚さの分,真ん中が空く.こちらが内側になる.間を空けたまま,ここにテープを貼る.


貼り終わったら,一度内側に折り曲げて開く.蝶番のようになって開閉がスムーズなパネルが完成.
 

八つ切りの画用紙をこのように並べることができる.生徒には画用紙12枚分と指示すればよい.
 



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