葉の表面を調べよう

葉に薄く木工用ボンドを塗る. 乾いたらセロハンテープを貼り付けてはがす.
 

それをそのままスライドガラスに貼り付けて顕微鏡で観察する.
 

厚く塗ると乾くのが遅い.薄く塗るのがコツ.生徒は厚く塗りがち,下のようにちょっとでよい.


このように見える.                 よく見えるものを中央にもってきて倍率を上げてる.
 

上の写真は気孔が開いているが,下のは閉じている.
 

たいていの植物は葉の表側には気孔がない.あっても少ない.
 

下の2枚は,表皮を直接はがして観察したもの.生徒のプレパラートを撮影.鮮明さがよい.
 

※『理科の教育』98年12月号40ページに気孔の記事あり.シロツメクサは表に多い.

※葉の裏面には,毛が生えていることもある.顕微鏡で見るといろいろな形がありおもしろい.

■顕微鏡写真は,生徒が観察しているものを,デジカメで手持ち撮影したものである.
 ビデオ出力を使い,授業中に生徒にテレビで見せることができる.


ワークシートより(1時間)

【観察9C】 葉の表面を調べよう

●用意するもの
 ツユクサなどの葉,木工用ボンド,セロハンテープ,カッター,顕微鏡,スライドガラス,カバーガラス,
 ピンセット,スポイト(表皮をはがしたときは水をたらして,カバーガラスをかけて観察する)

●方 法
(1)図のように,表面の薄い皮(表皮ひょうひ)をはがして顕微鏡で観察しよう.

 
 
   ここには,教科書などの図をコピー
 
 
 
(2)うまくはがれないときは,葉の表面に接着剤(木工用ボンド)をうすく塗り,乾くのを待ちます.
 乾いたら,セロハンテープをその上に貼って,接着剤をセロハンテープにつけてはがします.
 そのテープをスライドガラスに貼って,顕微鏡で観察してみましょう.
接着剤はごく薄く塗った方が早く乾いてよく見えます.水とカバーガラスは使いません.
☆くちびるのような形をしているのが,気孔(きこう)です.

(3)葉の表と裏の両方を観察して,比べてみましょう.
●記 録















 

 

  葉 の 表 側 

  葉 の 裏 側

 気 づ い た こ と





 





 





 





 







 







 







 







 
●考 察
(1)気孔は,葉の表と裏のどちらに多くありますか.
 
(2)疑問に思ったことなどを書いておきましょう.


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