『星空の連帯』            98/7/20更新
あなたも同じ星空を一緒に見ませんか?

一番星見つけた!(97/12/12)
最新の【星連】は,渡部さんのページをご覧下さい.
★第21回『星空の連帯』……夏の大三角形の星を見て,星空チェックを実施中です.

第13回……惑星すべて + 月 (97年12月)

◇ 【星空の連帯】1周年のご挨拶 ◇
ひと月に一度あなたの家で開演するプラネタリウム【星空の連帯】もみなさまが入場してくださったおかげで、とうとう1周年を迎えました。来年には、別館【星連】ホームページも開設する予定です。
  ♪冬の夜空、すいこまれそうさ。光る星ささやきかけるから。
  (Go! Paradise|作詞/作曲:和田琢磨 編曲:重実 徹・SWEET BEAT SWING)
■12月の【星連】は,惑星すべて+月を見ようと思います.
水・金・地・火・木・土までは肉眼で確認できますが、これらすべてが一度に見られます。さらには、三日月が夕空にゲスト参加です。このすばらしいチャンスを、全国のみんなと共有しましょう。よくばって、4日間連続の【星空の連帯】です。学校帰りに、みんな一緒に太陽系の兄弟を探してください。
                   (ここまで,ニフティ【理科の部屋】の渡部さんの案内より引用)
◇観察時刻 
12月2日(火)〜5日(金)  蓮田中の校庭では 4:30〜5:00の予定

 今日はばっちりよく見えました.
 4時半には,太陽が秩父連山?に沈み,富士山がピンク色にきれいに見えました.
 その直後から,望遠鏡を出して,金星をまず見ました.きれいに三日月形に!この前見たときは,半月形でしたので,変化もわかりました.

 火星と月,金星はちょうど図のような三角形の関係にあり,かなり早く見つかりました.

 水星を今か今かと,みんなで探したところ,生徒がまず発見,電信柱を目標に「あの上」とか言って,みんなで見ることができました.「コペルニクスも見られなかったんだよ!」と解説.望遠鏡で見ると,高度が低いため,ぼやけて見えました.何となく半月形のような気もしましたが……

 その後は,土星を見たり,月を見たり…… この二つは生徒が声を上げて喜びました.

 結局,5時半ぐらいまで見ていました.最後の頃,南から北に向かって,とっても明るい人工衛星が見えました.何と,明るいところのとなりに小さな明かりがもう一個あるように見えたのです.飛行機のようですが,そうではないのです.音がしないし,見ているうちに地球の陰(夜)に入ったのか,すーっと暗くなって見えなくなりました.
こんなに明るい人工衛星は初めてみました.

 そうそう,望遠鏡を片づける前に天頂の方を見たら秋の四辺形がよく見えていたのでアンドロメダ銀河を見ました.200万年前の光を見ているって,何度見ても感動しますね.97/12/03(水) えーちゃん(KHF11036)

 火星と水星はこの画像には移っていません.右は金星を天体望遠鏡で見たときにデジタルカメラを接眼レンズにあてて写したものです.もとの画像では半月のように移っていました.露出を少なくするとうまく写るそうです.

 

『私の【理科の部屋】活用法』(民衆社,2000円)より

 1 『星空の連帯』こと始め
 受験で心がすさみがちな中学3年の冬に、同じ星空を見て連帯感をもてたらと願い、『星空の連帯』と名付けた取り組みを生徒へ呼びかけました。
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   ☆☆☆『星空の連帯』☆☆☆   ただいま 会員募集中!
          毎晩10時に星に思いを!
  受験勉強で疲れたとき、気分転換に星を見るのはとてもよいことです。
 なぜなら、
  (1) 窓を開けて星を見ると、新鮮な空気を吸うことになるから。
  (2) 冷たい空気にふれると、目がさめるから。   
  (3) 宇宙はとても大きく、テストの点なんてちっぽけに感じるから。
  (4) 宇宙には、未知のことや夢があるから。            
  (5) 私たちは「星の子」=遠い昔、星だった。夜空はふるさとである。
  (6) きっと、だれかが同じ星空を見ているから。……?!      
 だから、自由参加のスペシャルコース! その名は、『星空の連帯』
 夜10時ジャストに、それぞれの家の窓から星空をながめるのです。
 先生も、参加します! 参加する人には会員証を発行します。 :
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 10時にしたのは、ちょうど勉強に飽きてきたり、眠くなる時間だからです。そんなときに、同時刻に同じ星空を見て励まし合ったり、ほのかな思いを抱いたり、新鮮な空気を吸ったり……とさまざまな効果があるわけです。
 また、副産物として、星の年周運動(同じ時刻に見える星の位置が、少しずつ変わっていること)に気づくという効果もあります。教科書に載っている年周運動を自分の目で確かめている生徒は少ないはずです。この『星空の連帯』に1ヶ月も参加していると、年周運動に気づきます。
 自由参加ですが、授業や朝の会などで話題にすると、回数に差はあってもほとんどの生徒が参加するようになります。
 いつから『星空の連帯』をやっているのか自分でも忘れていました。この原稿を書くにあたって、教科通信を過去にさかのぼっていったところ、1984年の冬から行っていたことがわかりました。卒業生からの便りに「会社の帰りに星空を見ています」とありました。卒業後も星空を通して心がつながっているようでうれしく思います。 (小森)

2 『星空の連帯』全国版へ(渡部)
 私は、仕事の中でプラネタリウムの解説をしています。ちょっと話術などを工夫したら、ファンもつきました。若い女の子だぞ。えへん!(彼氏と一緒にきてたんだけど)それに、私はほとんど神話や伝説を話さないんですよ。どう、すごいでしょ。まあ、これというのも、プラネタリウムのおかげですね。自由自在に星空を操作しながら、天文の世界を紹介することができます。それに、ここに来たら星を見るしかない! 70年も前にプラネタリウムを発明したドイツ博物館とツァイス社はすごいと思います。
 でも、欠点もあります。だってね、プラネタリウムはそこに来なければ、話も聞いてもらえないし、席は300しかないんです。どんなにがんばっても、一度に何万人もの人に天文学のおもしろい世界を紹介できません。
 え? 無い物ねだりをしているって? そんなことはないはずですよね。だって、本当の星空は、誰の頭の上にも平等に広がっているんですから。頭をちょっと上にあげてもらえばいいんです。ラジオ放送でやれればいいのですが、ガイドを配ることができればそれでもいいですよね。
 でも、できればみんな一斉に同じものを観察するほうがおもしろいなあ。いろいろな発見もあるはずだし、、、、、あれ、どこかで聞いたことがありますね。そう。これはもう、えーちゃんこと小森さんの『星空の連帯』です。うん、これをみんなでやればいいんですよね。
 この簡単なことに気づかせてくれたのは、【理科の部屋】のみなさん。特に【理科の部屋】「世話係」の楠田さんでした。じゃあっていうんでガイドを作ってみたら、ビックリするくらい大勢の人が参加してくれました。コンピュータ通信は、交流を加速し、そして、日本列島を縮めて巨大なプラネタリウムを作ってしまったのです。
 さあ、みなさんも月に一度の『星空の連帯』に参加しましょう。入館料は無料です。電車やバスの代わりに電話とパソコンを使って下さい。見上げるのは本物の宇宙です。隣の人のつぶやきも聞こえます。   (渡部)

■謝辞 私が受験生と一緒に行っていた『星空の連帯』が,ニフティ【理科の部屋】のみなさんのおかげで,全国版になりました.全国版の『星空の連帯』は,大阪市立科学館の渡部さんが毎月テーマを決め案内や解説を出して下さいます.お忙しい中,毎月ありがとうございます.今後ともよろしくお願いいたします. 小森栄治

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